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お知らせ

2021年4月30日
厚生労働科学研究費(がん対策推進総合研究事業)吉野小班の教育コンテンツを用いたがんゲノム医療啓発のためのJSMO/吉野小班共催セミナー「エキパネ道場」

日本臨床腫瘍学会会員の皆様

 平素より当学会の活動にご理解ご協力いただき誠にありがとうございます。

 2019年6月に保険診療として遺伝子パネル検査を用いたがんゲノム医療が開始されました。質の高いがんゲノム医療の提供には、がんゲノム医療に携わる人材の育成が必要不可欠であります。当学会においても既に厚労省の委託事業の一環として、遺伝子パネル検査補助説明を行ったり遺伝カウンセリングにつないだりする業務を担う、がんゲノム医療コーディネータ(CGMC)等の研修(がんゲノム医療コーディネータ養成委員会 委員長 大江裕一郎)を実施していますが、現場で対応する医師等に関しては、備えるべき知識や資質等が明確でなく、またそれらを修得するためにどのような研修が必要か明らかにされていません。
 一方、吉野小班では、令和元年度よりがんゲノム医療に携わるがんゲノム医療中核拠点病院の医師の育成に焦点を当て、全12のがんゲノム医療中核拠点病院のExpert Panelを構成する医師を研究分担者・協力者として選抜し、重要ながん遺伝子異常を有する50例の模擬症例とその模範回答集(コンセンサス・アノテーション)からなる、がんゲノム医療に携わる医師向け教育資材を作成し、本模擬症例を用いて全がんゲノム医療中核拠点病院の各Expert Panelの実力の評価と効率的な育成プログラムを作成して参りました。
 この度,吉野小班の本教育資材が整いつつあることから、吉野小班と共催し、その教育資材を用いて、がんゲノム医療に携わる現場の医師の育成を目的としたセミナー「エキパネ道場」を開催する運びとなりました。
 今回はJSMO会員・非会員を問わず医師に限定しております。参加費も無料となっておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

公益社団法人日本臨床腫瘍学会
理事長 石岡 千加史
教育委員長 安藤 雄一
教育企画部会長 吉野 孝之

■日時:2021年7月18日(日)10:00-13:15
■開催形式:Web開催
■対象:がん治療に関わる医師限定(会員資格は問いません)
■定員:500名
■参加費用:無料
■プログラム:

時間 内容
10:00-10:05 開会の挨拶
10:05-11:00 ・日本におけるがんゲノム医療の実情 
・がんゲノム医療中核拠点病院におけるExpert Panelの実情
  がんゲノム医療拠点病院の立場から
  がんゲノム医療連携病院の立場から
・アノテーション作成のピットフォール
  コンセンサスアノテーション作成方法など
  遺伝外来
11:00-12:40 Case討論 (5 症例)
12:40-13:10 総合討論
13:10-13:15 閉会の挨拶

本セミナーは定員に達したため申込を締め切りました

【主催・企画】
日本臨床腫瘍学会/厚生労働科学研究費(がん対策推進総合研究事業)吉野小班 共催

【後援】
日本癌学会,日本癌治療学会,北海道大学病院,東北大学病院,国立がん研究センター東病院,国立がん研究センター中央病院,慶應義塾大学病院,東京大学医学部附属病院,静岡県立静岡がんセンター,名古屋大学医学部附属病院,京都大学医学部附属病院,大阪大学医学部附属病院,岡山大学病院,九州大学病院

【問い合わせ】
エキパネ道場運営事務局(株式会社ピーク・ワン内)
expert_panel@event-info.jp