■医学生・研修医のための
腫瘍内科セミナー(MOS2019 in Spring)報告
セミナー報告 Fグループ
第1回は台風が直撃しましたが、第2回は穏やかな小春日和の琵琶湖で開催されました。
初めてこのようなセミナーに申し込み、どのような雰囲気か期待と不安に入り混じっておりました。セミナー会場に到着し、10人グループ×6班に割り振られました。沖縄から北海道まで多様な地域、かつ医学生から後期研修医まで幅広いメンバーが集結しました。大学の先生から勧められ腫瘍に興味がありなんとなく参加した私のような人だけでなく、個人で調べて参加された腫瘍内科に強い興味のある方も多くいらっしゃいました。腫瘍内科に興味がある又は腫瘍内科医の専攻を決めた志の似た仲間と知り合うことができました。
講義では、ESMOやASCOで口演されていらっしゃるような、日本の腫瘍内科のトップランナーの先生からお話を伺いました。
夕食会(1次会)では、立食のビュッフェで親睦を深めつつ、癌治療経験のある患者さんのお話やライブを拝聴しました。飲み会(2次会)では、夜景の見えるきれいなバーで、親睦を深めました。3次会は、我らがF班主体で、深夜まで楽しく親睦を深めました。危うく2日目に寝坊をするところでした…(笑)。
グループワークでは、班単位で行いました。班は、学生と研修医が半分ずつになっており、与えられたテーマのプレゼンを作り、2日目に発表しました。F班は飲み会を頑張りすぎて二日酔い気味での発表で、特別賞をいただきました。
トップランナーの腫瘍内科の先生も学生や研修医に交じり、アットホームな環境でお話しされていらっしゃいました。学生の私にとって滅多にない機会で、かつ今後、仕事上、またどこかで会うであろうメンバーと知り合えたことは、とてもよい収穫でした。
春休みに知り合いの医学生に話したところ、「学生で参加できるセミナーがあるんだ!」と興味を持ってくれた人もいました。口づてに好評が広がり、今後の本セミナーが益々、発展することを祈念いたします。
金沢大学 医薬保健学域 医学類5年
中川里紗