JSMO 公益社団法人 日本臨床腫瘍学会

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専門医関連Q&A

認定研修施設について

Q1.診療施設概要書の「総病床数・外来患者数・総常勤医数・診療科数」などは、いつの時点の数値を報告すればよいですか。

診療の実態把握を目的とした設問であり、直近の施設概要を反映した数値であれば特定の期間・日付を問いません。過去1年間の平均値や、直近の平均的な1ヵ月間など、ご施設で集計可能な直近の数値を報告してください。

Q2.当院には放射線治療設備はなく、放射線治療は提携先の病院で行っています。認定研修施設には認定されないのですか。

本学会所定の研修カリキュラムに沿った研修を行うためには放射線治療設備は必須と考えますが、万一自施設内に放射線治療装置が整備されていない施設は、協力施設において放射線治療に関する研修が行われることを条件とします。この場合、申請書に加え別紙「研修協力施設の研修協力承諾書」が必要です。該当される施設は、申請に先立って 事務局までお申し出ください。

Q3.「放射線治療医」は専門医のみですか。

特に規定はないので、必ずしも専門医でなくてもかまいません。

Q4.「がん関連緊急事態に対応できる体制」とは、何が問われていますか。


・院内のすべての科、受診されるがん種患者に対応して集学的治療、緩和医療を腫瘍内科医を中心に診療している。
・24時間体制で専門医が診療に当たる体制がある。
・ICU救命救急センターがある。

Q5.緩和医療体制について、緩和ケア診療基準充足、また緩和ケア病棟増設についてはまだ予定がありませんが、何か参照すべき基準はありますか。

基本的には「保険診療で緩和ケアチーム加算ができる体制」が一つの基準です。PCUなど病棟の整備はかならずしも必要ありません。現時点では多職種が参加したチームが存在し、実際に活動していれば結構ですが、緩和ケア診療加算の基準を満たしていない施設、緩和ケア病棟がない施設においては、今後の予定を必ず記載してください。

Q6.「悪性腫瘍患者の一日あたり平均入院数」とは、どのように算出すればよいですか。

常時約何人が入院治療をうけているか、を記載してください。認定にあたっては「常時20人以上の悪性腫瘍患者が入院していること」が求められており、その確認のため記載いただくものです。

Q7.院内がん登録について教えてください。

詳細は国立がん研究センターのホームページ
http://ganjoho.jp/reg_stat/can_reg/hospital/の院内がん登録支援ページに掲載されていますので参考にしてください。院内がん登録はがん登録制度にのっとったものでなければなりません。

Q8.「適正に倫理審査を受ける体制が整備されていること」とは、何が問われていますか。

臨床試験の倫理性と科学性を審査承認するIRB(institutional review board )の開催実績があり、委員の構成等が指針等に定められた基準を満たしているかが問われます。IRBの開催回数/年とIRBに参加する方について伺います。

Q9.「がん薬物療法担当薬剤師」の定義を教えてください。学会等の認定資格などが必要ですか。

病棟や外来化学療法室においてがん薬物療法剤のミキシングを担当している薬剤師がいる場合、その薬剤師を「がん薬物療法担当薬剤師」としています。現在そのような薬剤師がいなくても、近々に予定があれば申請可能です。 現在のところ、資格や学会の所属はもとめられていません。

Q10.認定研修施設の英文表記を教えてください。

Institute, Subspecialty Board of Medical Oncology, JSMO