JSMO 公益社団法人 日本臨床腫瘍学会

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理事長レター

理事長レター Vol.13「新年のご挨拶」

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、役員一同心より御礼申し上げます。
本年も、更なる会員サービスの向上に努めて参りますので、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

令和2年1月1日

理事長 石岡千加史
副理事長 南 博信
理事 安藤 雄一
理事 岩田 広治
理事 大江 裕一郎
理事 大津 敦
理事 勝俣 範之
理事 小林 幸夫
理事 高山 哲治
理事 田村 研治
理事 中川 和彦
理事 西尾 和人
理事 馬場 英司
理事 藤原 康弘
理事 朴 成和
理事 堀田 勝幸
理事 松村 到
理事 室 圭
理事 吉野 孝之
監事 佐治 重衡
監事 矢野 聖二
監事 山本 一仁

以下も是非ご覧下さい

 2019年7月18日~20日に開催された本学会学術集会JSMO2019(国立京都国際会館)では、藤原康弘会長(国立がん研究センター中央病院,(独)医薬品医療機器総合機構 理事長)の陣頭指揮の下、企画から当日の発表、司会ならびに活発な討議に参加いただき誠に有り難うございました。お蔭様で過去最高の参加者数(7,665名)を数え学術集会を成功裏に終えることが出来ました。あらためて御礼申し上げます。
さて、会員の皆様には2019年度総会で承認いただいたとおり、次回の学術集会は会期を約7ヵ月後にずらして、2021年2月18日~20日に国立京都国際会館で開催することとなりました(JSMO2021, 近畿大学・西尾和人会長)。この学術集会開催時期の変更に伴い、事業年度を以下の様に変更することに総会で決定いたしました。

2020年度:2020年6月1日~2020年12月31日
2021年度:2021年1月1日~2021年12月31日

会員の皆様の御理解と御協力を賜りますよう、引き続きよろしくお願い申し上げます。

令和2年1月1日

理事長 石岡千加史

 

 平成31年から令和元年に移行した2019年、皇位継承行事等の明るいニュースがあった一方で、猛暑の後の度重なる台風被害で大変な1年でもありました。会員の皆様にとって、どんな1年だったでしょうか。私にとっては7月から理事長職を拝命し、慌ただしい1年となりました。

JSMOの公式行事
この機会に皆様と共にJSMOの公式行事をタイムラインで振り返ってみたいと思います。

2019年 1月27日 がん免疫薬物療法マネジメントセミナー(大阪)
2月15日~16日 JSMO/ASCO Young Oncologist Workshop 2019 (東京)
3月2日~3日 第33回教育セミナーAセッション(横浜)
3月21日 第3回老年腫瘍学セミナー(名古屋)
4月20日 がん免疫療法エキスパートセミナー(大阪)
5月19日 がん免疫療法に関する市民公開講座(東京)
6月9日 JSMO2019市民公開講座(東京)
7月6日~7日 Best of ASCO in Japan 2019(東京)
7月18日~20日 JSMO 2019 (京都)
8月3日 第34回教育セミナーBセッション(横浜)
11月10日 がん免疫薬物療法マネジメントセミナー(東京)
11月23日~24日 がん薬物療法専門医資格認定試験(東京)
12月21日 がん免疫療法エキスパートセミナー(東京)

JSMOの委員会活動
これらの公式行事は担当委員会が事務局と一体となり1年を通して準備にあたっています。また、JSMOはこの他にも多くの事業を手がけています。例えば、委員会では下記のような活動をおこなっております。
・教育委員会:新臨床腫瘍学改訂第6版、入門腫瘍内科学第3版の出版準備
ガイドライン委員会:「成人・小児進行固形がんにおける臓器横断的ゲノム診療のガイドライン」、「大腸がん診療における遺伝子関連検査等のガイダンス改訂第4版」の発刊。「Oncocardiologyガイダンス」、「骨転移診療ガイドライン改訂第2版」、「腫瘍崩壊症候群(TLS)診療ガイダンス改訂第2版」の発刊準備。
・専門医制度委員会(3部会):専門医試験や新専門医制度導入準備
・利益相反管理委員会:会員のCOIのマネジメント
また、昨年新たに将来構想委員会と男女共同参画委員会を発足しました。

JSMOの国際活動
私は昨年7月まで大津敦理事の後任で2年間国際委員長を務めてきましたが、7月から大津理事に再度バトンタッチしました。理事長の重要な任務の1つに国際委員会との共同での海外関連学会との国際交流が挙げられます。以前から関係が深いESMOとASCOとは学術集会会期中にビジネス会議を開催し、学術集会時のジョイントシンポジウムの企画、Annals of Oncologyの編集関連、アジアやオセアニアの関連学会とはグループミーティングや相互の学術集会時のジョイントシンポジウム企画などが定期的に行われてきました。昨年はとりわけ国際活動が活発に行われました。ESMOとは、ESMO2019やESMO Asia 2019でのAnnals of Oncology編集会議、Pan-Asianガイドライン関連企画相談、National Societies Committeeへの参加、ESMOの新規国際シンポジウムの日本への招致についての話し合い、ASCOとはASCO 2019やASCO Breakthrough 2019では、JSMO/ASCO YOW 2020の企画相談、ASCO Breakthrough 2021の日本への招致等が話し合われ、現在、国際電話会議やメール会議で具体化に向けての話し合いが進められているところです。この他にも、学術相互交流のためMOGA 2019(前回の理事長レターに掲載)やKSMO 2019(南 博信副理事長が参加)等にも参加しました。また、昨秋のJSCO 2019でAsian Oncology Society (AOS) 発足(韓国に事務局、今年3月にマニラで第1回AOS会議が開催予定)し、JSMOはJSCOとともに参加することになりました。このように、今年から来年にかけてアジアでの国際交流が一層盛んになるのではと期待しているところです。

事務局の機能強化
このように、JSMOの活動は年々規模が拡大しています。その中で事務局の日々の業務は繁忙となり、毎月、理事長会議と事務局長会議が定期開催されていますが、それらの構成員となる医師事務局員を7名(後藤 悌医師事務局長、鈴木 達也副事務局長、有山 寛、衣斐 寛倫、清水 俊雄、高橋 雅信、谷口 浩也の各事務局員)に強化したほか、この1月からは新事務長を、4月からは新事務員を各1名迎えて事務局機能をさらに強化します。

以上のように、JSMOは会員の皆様の研究、教育および診療のあらゆる場面でお役に立てるように、そしてがん患者やその家族のために日々さまざまな活動を続けています。今後とも会員の皆様の御指導と御鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

令和2年1月1日

理事長 石岡千加史

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