第1回 医学生・研修医のための腫瘍内科学セミナー

■第1回医学生・研修医のための
腫瘍内科学セミナー報告

セミナー報告 Bグループ

独立行政法人国立病院機構九州医療センター研修医2年目の小林哲徳と申します。
 この度は多くの募集がある中本セミナーに参加する機会に恵まれ、大変うれしく思います。
 セミナー報告私が本セミナーに参加したのは同僚の研修医がセミナーについて教えてくれたことがきっかけで、実は腫瘍内科という存在についてはっきりと認識したのはその時が初めてでした。私が専攻科を決定したのが今年の5月でしたので、セミナーが行われた7月にはまだ腫瘍内科について自分で調べたこと以上の知識はなく、ローテートもしていなかったため実際にどのようなことを実臨床でしておられるのか、どんな先生方がいらっしゃるのかほとんど未知の状態でした。しかし本セミナーに参加することで多くの志を同じくする学生、研修医の皆さんや現場で一線を張っておられる先達の先生方と知り合うことができ、非常に実りの多い2日間を過ごすことができました。
セミナー報告 セミナーに関しては1日目のほとんどは講演や講義を拝聴し、これから腫瘍内科を目指す私たちにとって興味深い内容を非常に分かりやすくお話し頂きました。1日目のその後と2日目を使い各グループごとに与えられたテーマについて調べ、まとめて発表するグループワークを行いました。私は研修医2年目が最年長であったこともありリーダーを務めさせていただきましたが不慣れなため、グループの皆の積極性や自主性、ファシリテーターの内野先生の的確な助言に助けられながらどうにか発表をまとめることができました。今回のセミナーに参加して自分の力不足を改めて実感したのは事実ですが、それ以上に学生や研修医の皆さんの熱意や向上心に触れ、刺激を受けると同時に感動しました。今後腫瘍内科の必要性と存在感がさらに大きくなっていくのであろう情勢の中で、こんなにも頼もしい仲間がいることを知ることができたことは私にとって大きな収穫でありました。
 長くなりましたが、この度は誠にありがとうございました。今後も本セミナーが続き、腫瘍内科を目指す学生、研修医が大きな仲間の輪を作る機会を得られることを願っています。  

九州医療センター
小林 哲徳


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